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北海道で一番の大都市と言えば札幌。そのなかでも一番の歓楽街と言えばすすきの!
すすきのは飲食店がひしめき合う全国でも有数の歓楽街です。
しかし、初めて札幌を訪れたという方には、飲食店の数が多すぎてどこに行けばいいのかさっぱりですよね。
何度かすすきのに来たことのある人なら、他の観光客が知らないような地元民いきつけのお店にも行ってみたい!
そんな風にも思ったりしませんか?
ということで今回は地元の人がよく訪れる、味も値段も間違いなしのお店をご紹介します。
すすきのに来たら絶対に行きたい!地元民行きつけ居酒屋とは
札幌駅から地下鉄南北線で2駅。
観光で札幌を訪れた方も、札幌駅・大通駅・すすきの駅、この3つの駅の近くでホテルを取る方が圧倒的に多いかと思います。
すすきのは札幌駅から歩いても約20分の距離。
そんな札幌の中心地は、夕方から文字通りのネオン街へと変貌していき、夜はサラリーマンやOLさんを中心に、盛り上がっていきます。
そんな飲食店がしのぎを削るすすきので、味はもちろん、値段も優しい最高なお店にさっそく行ってみましょう。
すすきの絶品居酒屋: 路地裏居酒屋 さわけん
こちらは住所で言うと中央区南6条西3丁目にある居酒屋”さわけん”。
こちらの居酒屋さん、先に答えを言ってしまうと、出てくる料理全てハズレなし。
お刺身もよし、焼き物もよし、その他一品料理もよし、さらには芋焼酎も日本酒もよし。
オーナーさわけんが焼く、一流の焼き物達
オーナーのさわけんさんが直接焼き場に入って串物や焼き物を作ってくれます。
店内はテーブル席が2つにカウンター席が10席ほどとちょうどいい広さ。
とりあえずということでまずは生ビールで乾杯。
メニューはその日ごとに変わるおすすめメニューを筆頭にお肉、海鮮、サラダと取り揃えてあります。
本日の料理はお通しとは思えないお通しからスタート
こちらなんていうメニュー?と思うかもしれませんが、これ、お通しなんです。
一品料理じゃありませんよ!
このようにお通しが丁寧に作られ、何より美味しいお店にハズレはありませんよね。
今回のお通しは、かすべの煮凝り、ツブ貝、ブロッコリー、もろこし豆腐、そして湯葉のお刺身でした。
もうこれだけでビール2杯くらい行けます。
日によって変わる新鮮なお刺身
今日のおすすめにあったカワハギのお刺身。
右上はかわはぎの肝です。
肝を醤油にといて、肝醤油として食べてみてとのことでした。
味わい濃厚で白身の淡白さが肝醤油によって一気に風味豊かなお刺身へと変貌します!
これは美味い!お刺身は入荷状況によって変わりますので、毎回あるとは限りません。
でももしこれが次に訪れたときにもあるなら絶対に頼みます。うん、美味しい。
とにかく美味しいさわけんの一品料理
そして、北海道と言えばアスパラ。
こちらのお店に行ったのは6月上旬で、まさにアスパラの旬の時期。
この時期のアスパラはみずみずしく、しゃきしゃきとして味も濃いんです。そしてお次はこちらも絶品、なめろう!
海苔を巻いて食べるのですが、味付けもよく、海苔との相性も抜群。
こちらのお料理はお酒にもよく合うのですが、ご飯の上にのっけて食べてもなめろう丼としてもおいしそうなくらい味付け最高です。
個人的にはこのなめろうが本日一番のヒット料理です。
さわけんの看板料理 焼き物盛り合わせ
最後にいただいた焼き物盛り合わせも、焼き方が上手。
実際に備長炭でその場で焼いてますので、ふっくらジューシーに焼きあがってます。
価格帯としては一人4,000~5,000円くらいをイメージしておきましょう。
ついついお酒も進んでしまいますので、予算オーバーする可能性も有りです(笑)
すすきのに訪れたら、ぜひ一度さわけんさんに行ってみてください。
すすきの絶品居酒屋:焼鳥 かわかみ
さてお次は焼き鳥屋さんをご紹介。南4条西4丁目MYプラザビル7階にある”かわかみ”さん。
店内はカウンターが6席ほどで、テーブル席が1つとこじんまりした装い。
ご夫婦で経営されている、アットホームな焼き鳥屋さんです。
まず先に言っておくと、ここの焼き鳥、焼き方抜群です。
筆者個人的にはすすきので一番の焼き上手だと思っています。
頼んでほしいのは、おまかせ串焼きコース
メニューは串一本からのオーダーもありますが、個人的なおススメは、おまかせ串焼きコース5本、7本、10本のどれかを選んでオーダーすること。
マスターが食べ具合を見計らいながらちょうどいい所を狙って次、次、と串を焼いてくれます。煙がお客さんにかからないようにガラスが張られた焼き場。
お客さんのことも考えてくれてますし、備長炭の熱が程よく伝わってくるのも良い感じです。
おまかせ串焼きは7本あたりがちょうどいいと思います。
この日は5本コースで足りないものは追加していくというスタイルに。
ここでしか食べられない絶品 ねぎま
まずはねぎまからスタート。
このねぎまわかります?普通のねぎまと違うんですよ。
普通のねぎまって鳥→ねぎ→鳥→ねぎっていう順番で串にささってますよね?
でもこちらかわかみさんのねぎまは、ねぎを鳥肉で巻いているんです!
オーナー曰く、ねぎも鳥もそうやってひと手間かけてから焼いたほうが、格段にふっくらジューシーに焼けるから、だそうです。
実際に食べてみてびっくり。美味しすぎます。
砂肝なのに、ふわふわなのがまた美味しい
砂肝も、お店によっては結構火が入りすぎて固くなってることってありませんか?
かわかみさんはそんなことありません。
ちょうどいいふっくらとした柔らかさに焼いていてくれてますし、少し強めに振った塩と絶妙に合います。
そう、塩加減もかわかみさんは良いんですよね!
とろとろとした絶妙な食感が楽しめるレバー
このレバーも食べてみたら感動しますよ!
これ以上焼きすぎるとレバーの嫌な食感が生まれてしまうし、かといってもう少し早くあげてしまったら少し生っぽい。
そんな際どい所を仕上げてくれますので、食べるとちょうどいい具合に焼けているんです。
とろとろとした最高の食感に仕上がってます。
他にも絶品のすすきのNo.1 焼き鳥が盛りだくさん
せせりもくび肉本来の柔らかさを残しながらの焼き方。
この頃にはビールから芋焼酎の水割りへとシフトしている頃合い。そしてこの手羽先!これがもう絶品!レモンを絞って食べてみると、皮はパリパリで中はふっくらという至高の一品。本当に美味しい。
串も一本200円台からと、良心的な価格設定。
それでいてこの美味しさならコスパとしては言うことなし。
今のところ筆者個人的焼き鳥屋さんランキング一位のお店が、ここ、かわかみさんです。
すすきの絶品居酒屋:おばんざい しじみ
さて最後は、南4条西4丁目カミヤビル5階にあるおばんざいのお店”しじみ”さんをご紹介!
ここはほんとアットホームな雰囲気のお店でとても居心地が良いんです。
ずっと飲み食いできる、そんなお店です。
カミヤビル自体、地元の人が良く行く、味の良いお店がそろっており、どのお店に入ってもハズレはありません。
アットホームな雰囲気がリピーターを増やす、くせになるお店
本日はそんなカミヤビル、居心地と味、コスパを重視してしじみをチョイス。
しじみは日替わりのおばんざいメニューが売りです。
どれも美味しい、看板料理のおばんざい
こちらのお店では、7品の中から好きなおばんざいを3品選びます。
店員さんに注文を伝えるときのポイントとしては、メニューに書いてある番号でお伝えすること。
この日はニラの卵黄おひたし、チーズハムカツ、パプリカのツナマヨ和えをチョイス。
注文するときは上に振られた番号「1、5、6、でお願いします。」と言った具合で頼むと通な感じが出ます(笑)。こんな感じで小鉢に盛られて出てきます。ほんとどれも美味しくて箸が止まりません。
食べてほしいのは、お酒がどんどんすすむ厚揚げ
その他にも様々なメニューがあり、私個人的におすすめなのは、厚揚げメニュー。これなんか、厚揚げの上にどっさりと塩とゴマ油で味付けされたネギが乗っかっており、しかも厚揚げの中にはあっつあつのチーズが。
厚揚げとチーズのハーモニーは最高。
その上にネギ、テーブルの上に置いてある一味を振りかけて食べたら思わず次のハイボールを頼んでしまうことでしょう。
季節によって、日によってもメニューが変わる、いつ行っても美味しいおばんざい
冬になるとおでんなんかもやっており、その季節ごとでメニューが変わりますので、行くたびに面白い発見があります。
そして繰り返しになりますが、なんとなく小気味いいというか、本当に暖かな雰囲気のお店なので、飲んでてホッとするんですよね。
いつまででもいられる、そんなお店がこちらおばんざいのしじみ。別のおばんざいもついつい頼んでしまいたくなるようなメニューばかりですが、おばんざいは毎日メニューが変わりますので、ぜひ2度目、3度目と足を運んでみてください。
地元のサラリーマンや常連客でも埋め尽くされているお店です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
もうのどが渇いてきたんじゃないですか?生ビール飲みたくなってるんじゃないですか?笑
すすきのには本当にたくさんの飲食店があり、どこに入ったらいいか正直地元民でも毎回悩みます。
それくらいお店が多い。
今日はほんの一部のお店をご紹介しましたが、まだまだ美味しいお店はすすきのに眠っていますので引き続き発信していきたいと思います。
北海フードコーディネーター 松尾
北海道歴31年 地元民
グルメ に目覚め広大な北海道を食べ尽くすこと早9年目
せっかくなのでグルメアカウント始めました
Bashotrip フードアドバイザー