【札幌/寿司】細部へのこころ配り、上品な味わい。全てが一級の「姫沙羅」

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北海道Basho Trip

目次

札幌中央区 一級寿司ディナー

前から行きたかった札幌を代表する名店、姫沙羅さん!

札幌/中央区_寿司_姫沙羅
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いやぁーーこだわり強いですね!すごい。
思わず鮨を握る手をずーーっと魅入ってしまうその独特の緊張感。
美味しいお鮨をベストなタイミングで食べて欲しいという大将の気持ちのこもったお鮨。

ネタによって赤酢のシャリと普通のシャリを使い分けるこだわりよう。

札幌/中央区_寿司_姫沙羅
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店内はカウンター8席のみのこじんまりとした店内。
それでいながら細部までこだわっており、女将が一人一人デザインの違うマスクケースを渡してくれたり、冷蔵庫も木のデザインを取り入れていたり。

そして何よりの清潔感。心地がいい。

札幌/中央区_寿司_姫沙羅

札幌/中央区_寿司_姫沙羅



中央区の最高の空間で最高の料理を

この日はウニともずく、山芋の和え物から始まり、たっぷりのいくらご飯。
いくらは新物の鮭からのいくらなので味が濃く、余計な醤油の味付けがない。

札幌/中央区_寿司_姫沙羅
タチをミディアムにボイルして食べるお鮨には粉醤油とスダチをかけて香りを引き立たせる。
マグロは直前にサッと漬けにして握るので余計なしょっぱさなんかは微塵も感じない。

札幌/中央区_寿司_姫沙羅
ウニと大トロ、たくあんを乗せて海苔で包んだトロたくは、お鮨界隈では1番豪華だと感じた一品。
ウニとトロが溶け合いお互いが喧嘩していない。そして1番感動したのが周りを包む海苔の香ばしさと食感。

海苔は握る少し前に軽く炙っており、海苔ひとつでここまでお鮨は味を変えるのかと感動する手間暇。

札幌/中央区_寿司_姫沙羅

合間に出てくるおつまみも一つ一つが手のかけようが尋常じゃない。

自家製のあん肝や、タチポン、クジラ肉をニンニク醤油で和えた物は他のつまみに香りが移るとダメになるから、と箸をそこだけ取り替える念の入れよう。

札幌/中央区_寿司_姫沙羅
太巻きは、これ具材の調理にトータル7時間かけているこだわりよう。
まずは左側のかんぴょうのほうからかじり、二口目で右側方面を食べて欲しい、という大将の食べ方指示が。
その通り食べると、かんぴょう方面は食感と醤油の風味、味わいが強めに感じ・・
後半の右側をかじるとエビのそぼろの優しい甘味と卵焼きの風味が広がる。
食べ方が逆だとしょっぱさで終わってしまうけれど、最後の一口が卵の甘味で終わる太巻きは良い心地で終わることの出来る太巻き。
至高の一品。

札幌/中央区_寿司_姫沙羅
メヌケの漬けもキンキより軽めの脂の乗り方のため、食べやすくサッパリしている。

札幌/中央区_寿司_姫沙羅
ホッキ貝も身が厚く、細かく包丁が入れてあり、食感が強く感じられそれでいて柔らかい。
赤酢のシャリとの相性が抜群。

札幌/中央区_寿司_姫沙羅
姫沙羅の代名詞、ボタンエビの全部乗せ、は写真が上手く撮れずすいません。。
ボタンエビの美味しいところ全てを取り入れた姫沙羅の代表鮨の一つ。
これだけでもリピートしたくなる一品。

札幌/中央区_寿司_姫沙羅
ニシンも3日ほど酢でしめてあり、身が厚くホント文章に表現できないくらい美味しい。

札幌/中央区_寿司_姫沙羅

ウニも巻く海苔を少し高くしてあるので、シャリ低め、ウニ高めの構図。
こんなウニ感じられる軍艦ある!?ってくらいウニ!

札幌/中央区_寿司_姫沙羅
札幌/中央区_寿司_姫沙羅

全体的に大大大満足。
美味しいお鮨を食べてほしい、という大将の気持ち、職人さんの意気込みがひしひしと一品一品に伝わるお店。
とても気に入りました。
また行けるよう頑張って仕事しよ、と思った松尾でした。

お店の情報

*お店の情報は執筆時点のため、変更されている場合がございます。ご来店の際は必ず事前にご自身でお確かめください。

店舗名 姫沙羅
住所 北海道札幌市中央区南8条西20丁目1-2
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営業時間 5:00 pm – 7:00 pm, 7:30 pm – 9:30 pm
定休日 水曜日

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