【旭川/ラーメン】ほっとする懐かしさ、生姜ラーメンの名店「みづの」

You are currently viewing 【旭川/ラーメン】ほっとする懐かしさ、生姜ラーメンの名店「みづの」

北海道Basho Trip

目次

旭川で古くから愛される生姜ラーメンをいただく

旭川のラーメンの定番といえば、醤油ラーメン。ここ「みづの」は、醤油ラーメンに生姜を入れた生姜ラーメンという一風変わったラーメンを提供しています。

「みづの」があるのは、旭川市中心部の繁華街から少し歩いた常盤公園の近くの一角。
この常盤公園は、四季折々の緑が生い茂り、鴨が泳ぐ大きな池があり、図書館や美術館などもある市民にとっては馴染みの深い憩いの場です。

旭川_ラーメン_みづの

「みづの」は、渋い佇まいがたまらない店構え。ご夫婦で営業されているお店で、スープがなくなれば営業終了です。そのため、昼だけで営業が終わることもありますし、さらに不定休なため、開いていたらラッキーなお店。写真のように暖簾が外に出ている時は、営業中という目印です。



歴史を感じる暖簾をくぐっていざ店内へ

旭川_ラーメン_みづの

店内には、「みづの」を訪れた様々な有名人のサインがズラリ。

旭川_ラーメン_みづの大きな店ではありませんが、ここでしか食べられない味を求めて、各地からたくさんの人が訪れているんですね。イラストが入ったサインなどもあります。

旭川_ラーメン_みづの

「みづの」は、創業1,965年と、創業56年余りで、今のご主人は2代目となるそう。店内に置いてあるレトロな扇風機やストーブなどが、この店の歴史を静かに語っています。

旭川_ラーメン_みづの

手書きのメニューの文字に、心温まりながら、「生姜ラーメン」(700円)を注文します。醤油味の他に塩や味噌もあるのですが、生姜ラーメンは醤油味のみ。

ラーメン自体がわりと小ぶりなサイズなので、たくさん食べたいという方は大盛りがオススメです。

旭川_ラーメン_みづの

黄色い箸立てやコショー缶など、テーブル上のレトロなムードを楽しみながらラーメンが来るのを待ちます。

シンプルイズベスト。王道とオリジナルをうまく融合させた生姜ラーメン

旭川_ラーメン_みづの

お待ちかねの生姜ラーメンがこちら。ベーシックな旭川ラーメンは細麺の縮れ麺が多いのですが、ここ「みづの」は細麺ですがストレートなスタイル。メンマ、ねぎ、厚切りのチャーシューと非常にベーシックな具材が乗っています。

旭川_ラーメン_みづの

豚骨をベースにしたスープに、すりおろした生姜がたっぷりと入っています。このスープが、とてもあっさりとした味で、そこにふわっと生姜の辛味が香ります。

癖がまったくない味で、日本人ならばおそらく誰もが「懐かしい」と感じてしまうラーメンの味。店内の佇まいと相まって、どこか郷愁を誘います。

旭川_ラーメン_みづの

店内中央には、煙突型の大きなストーブが鎮座しています。今回いただいたのは夏でしたが、冬の寒い時期にいただくのもオススメです。旭川の寒い冬のなか、この生姜ラーメンを食べたらなんだか心の芯まで温まりそうです。

旭川_ラーメン_みづの

生姜そのままの形のショップカードが可愛らしく、思い出にと持ち帰ってきました。

お店の情報

*お店の情報は執筆時点のため、変更されている場合がございます。ご来店の際は必ず事前にご自身でお確かめください。

店舗名 生姜ラーメン みづの
住所 北海道旭川市常盤通2丁目
Google Mapを見る
営業時間

11:00 am – 2:00 pm / 5:00 pm  – 6:00 pm(月〜土)、11:00 am – 2:00 pm(日)
※スープがなくなり次第終了

定休日 不定休


北海道Basho Trip