北海道でクルージングを楽しむなら小樽がおすすめ

きたりんクルージングといえば、南国の暖かい地域で楽しむものだというイメージをお持ちの方が多いかもしれませんが、実は北国・北海道の小樽でもクルージングツアーを楽しむことができることをご存知でしたか?
小樽というとガラス工芸が有名なほか、小樽運河が街の象徴として知られています。
また海に面した港町で、残りの三方を山に囲まれた坂道の多い地形のため、小樽市内の様々な場所から
オーシャンビューを楽しむことができる絶景に溢れた街なんです。
小樽海岸や積丹(しゃこたん)半島のエリアには、北海道では唯一の海域公園に指定されている地域もあり、豊かな自然がありのままの姿で残されています。

積丹ブルー

小樽からほど近く、日本海に向かって突き出ている積丹半島の海は、“積丹ブルー”とも呼ばれるほどの青く透き通るような海が大変な人気を集めています。
近年ではSNSによってその美しさが海外にも知られるようになり、国内から多くの観光客が訪れるだけでなく、外国人観光客も多く集まる人気の観光スポットとなりました。
Basho tripがご紹介する
小樽クルージングツアーでは、この積丹ブルーを船上からも存分に楽しむことができ、さらには青の洞窟と呼ばれるTHE・秘境へと訪れる贅沢なクルージングプランをご紹介しています。

小樽の秘境を巡る! 大自然を進む小樽海岸クルージング

まずご紹介するのは、オタモイ海岸・青の洞窟をめぐるクルージングツアー。
道内唯一の海岸国定公園である小樽海岸線を80分かけてクルージングするこちらのツアーでは、断崖絶壁の自然が作り出した
青の洞窟と呼ばれる人気スポットへも訪れます青の洞窟クルージング陸上からは足を踏み入れることはおろか、眺めることすらできない場所にあるこの青の洞窟は、クルージング用の小型船やシーカヤックなどでしかたどり着くことができないという、まさに秘境という名にふさわしいスポットです
そんな小樽の秘境・青の洞窟内では、積丹ブルーの美しい海面に洞窟の隙間から差し込む太陽光が反射することで、洞窟内が青く照らされ
息を飲むほどの美しい光景が広がります。
青の洞窟は、その日の気象状況によって見せる顔は様々。訪れたときにしか見ることのできない、一期一会の絶景を楽しむことができるのも人気の理由の一つです。
NS映えも確実な青の洞窟で、あなただけの素晴らしい一枚を写真に収めてくださいね。


赤岩この青の洞窟だけでも大満喫できる小樽海岸クルージング、まだまだたくさんの見どころがあります! 
実は小樽海岸には奇岩(きがん)と呼ばれる、自然が作り出した変わった形の岩々や、迫力満点の断崖絶壁が多く存在しています。
例えば
赤岩と呼ばれる、太古の地層からできた高さ300mの絶壁はロッククライミングのファンに愛される聖地としても有名です。
窓岩また、ぽっかりと空いた穴が存在する崖は窓岩と呼ばれ、その窓からはきれいなコバルトブルーの海を望むことができます。
もちろんこちらのクルージングではこうした自然の造形物だけではなく、人の手によって作られた観光スポットにも訪れます。
それが
オタモイ龍宮閣跡と呼ばれる場所。今となっては遊歩道の崩落の危険性から立ち入り禁止となっているため、とても不思議な雰囲気を醸し出しています。
オタモイ龍宮閣跡

この建物は、もともと昭和の初め頃に建設されたオタモイ遊園地という施設の中核として作られた『龍宮閣』という料亭の跡地です。
オタモイ遊園地は、当時ではかなりの規模の巨大リゾート施設だったものの、大火によって閉園してしまうという劇的な終わりを遂げます。
開園からわずか17年足らずでスピード閉園をしたにも関わらず、当時のその豪華絢爛さもあって地元からの知名度は高く、ある種
伝説的な存在となっています。
今となっては、その華々しかった当時の面影は唐門のみしか残っていませんが、そんな小樽の夢の跡を海上から眺めることができるのも、この小樽海岸クルージングの楽しみ方の1つです。
他にも、明治30年に建てられた豪邸「
鰊御殿(にしんごてん)」、トドが寝そべっているように見える「トド岩」など、コースの途中には見どころ満載の景色がたくさんですよ。

もう1つの小樽海岸クルージングは、小樽市を代表する絶景ポイントへ

小樽市は公式に、市内全体で64(8地区×8景)の絶景ポイントを選ぶ八区八景という制度を持っている珍しい街です。
既にご紹介した通り、小樽市は町全体が海と山に囲まれた美しい景観で溢れていますが、その中でも「これぞ!」というスポットに選ばれているのが
恵比寿島。
Basho tripがご紹介するもう一つの小樽海岸クルージングでは、この絶景観光スポット・恵比須島に訪れます。
恵比須岩恵比須島は小樽市の鳥でもあるアオバトが飛来する場所という理由から、鳥獣保護地区として指定されており、その豊かな自然が大切に守られています。通常、人が立ち入ることができないエリアに位置しているため、人間の手がつかないありのままの自然の姿を見られる、小樽海岸クルージングのもう一つのオススメスポットです。
クルージング

夏場には地元の人が海水浴に多く訪れる、朝里海水浴場という圧倒的な水の美しさが人気を博しているスポットや、運が良ければ小樽海岸を走る函館本線の列車を見ながら、小樽運河に使われた石を採掘した砕石場がある石切山を船上から見ることができるポイントも通ります。一般的な小樽観光として人気の高い街歩きとは違い、様々な小樽の魅力を感じることのできる恵比須島クルージングツアーは小樽の新たな魅力を発見できるでしょう。ぜひ一度お試しください!

小樽ならではのロマンチックなクルージングも

小樽 6月 気候

ここまでご紹介した二つのクルージングツアーは、北海道らしい大自然を満喫できるものでしたが、人間の手によって作られたものだってその美しさは負けてはいません。
超人気観光スポットにもなっている小樽の建物や街並みの美しさ大満喫することができる、
小樽運河でのクルージングツアーは超人気アクティビティの1つ。

小樽はその昔、北海道開拓の玄関口として発展し、特に北海道各地で採掘された石炭の最大の積出し港として栄えました。
また、
ニシン漁の最大の拠点としても利用されており、取り扱う荷量が増えるにつれてより効率的な運搬作業をおこなうために作られたのが、皆さんご存知の小樽運河なんです小樽運河

小樽市はもともと金融業も非常に盛んで、”北のウォール街”と呼ばれるほど栄えていたこともあります。
大正時代には、小樽市内には道内で最多の20もの銀行が存在するほど経済が盛んな場所でした。
そんな小樽には、銀行だけでなく商社や運輸関連事業者が集まり、その会社の跡地の
歴史的建造物が、いまも多く小樽の街に残されているのです。
そんな小樽運河から眺める小樽の街並みは、日本のものとは思えないほどの美しい雰囲気を醸し出していますよ。

小樽観光

小樽運河は小樽の観光地として間違いなくNo1の人気度を誇り、北海道の中でもトップクラスに人気の高い観光スポットです。
日本でも大変珍しい「
埋め立て式運河」という工法で、土地を削って作る一般的な運河ではなく、海岸線を埋め立てる方式で大正時代に作られました。
その石造りの運河は、佇まいから美しいスポットとして知られていますが、夜には運河沿いに並ぶガス灯の雰囲気の良さも合間って、外国のようなロマンチックさを感じられる場所となっています。

Basho tripでご予約いただける小樽運河の遊覧コースは現在ありませんが、観光客でにぎわう浅草橋を横目に、歴史を感じる小樽のロマンチックな街並みを存分に楽しんでください。

小樽のクルージングツアーは手ぶらでOK!

クルージング

小樽でご参加いただけるクルージングツアー、初めての方はどんな準備をしていけばいいのか悩まれる方も多いのではないでしょうか。
クルージングツアーへの参加は、
基本的には手ぶらでOKです! 
海上では、海に反射した太陽光の照り返しがかなり強いですので、
サングラスや日焼け止めの準備をしておくことをオススメします。
気になるのは天気ですが、軽い小雨程度の雨であれば雨天決行ですので、土砂降り以外は急な予定変更もなく楽しめますよ。
ただし、海がメインのアクティビティになるため、晴れていても波が高い日は欠航となってしまい、アクティビティが開催できないこともあります。
安全第一で、楽しいクルージングに出かけましょう!

小樽観光に来たら、クルージングはマストで参加しよう!

街歩きが主流と考えられがちな小樽、実は海上での楽しみ方がとてもオススメです。
大自然を満喫することができる小樽海岸クルージングと、小樽の歴史的建造物とロマンチックな街並みを楽しむ小樽運河クルージング、どちらも全く違った魅力があります。
小樽が初めての方も、既に何度か訪れたことがある方も、小樽の新しい魅力を発見することができますよ! 
ぜひ次回の小樽観光では、クルージングはマストで体験されてみてくださいね!

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