北海道で人気のシュノーケリングスポットである小樽や千歳のエリアは、北海道らしさを感じるシュノーケリングが楽しめることから、日本全国からシュノーケリングを体験するために多くの観光客が訪れます。
例えば、積丹(しゃこたん)半島。北海道の西海岸に位置する小樽の海岸沿いにあるこの半島は、その海の美しい青さから積丹ブルーと呼ばれています。
積丹ブルーが最も美しい青に輝く時期は、夏の6月から8月末まで。
太陽の光を反射し、文字通り青く透き通る美しさを誇るこの積丹ブルーは、北海道では唯一となる指定国定公園に指定されており、日本中のみならず海外からも多くの観光客が訪れます。
そしてこのキレイな海でのシュノーケリングを目当てに多くの方が訪れているのです。
その他にはどんな場所がダイビングやシュノーケリングのスポットとして人気が高いのか、以下にご紹介していきます。
”日本一美しい”支笏湖で、ダイビング&シュノーケリング
まずご紹介するのは、日本一美しい千歳の湖「支笏湖(しこつこ)」でのダイビング&シュノーケリングです。
日本一と聞くと、誇張しすぎだと疑われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ここ支笏湖は環境庁が毎年行なっている水質調査湖沼部門において、なんと2018年まで11年連続日本一の水質に選ばれているんです。
水質の美しさのおかげで、晴れた日には景色が文字通り鏡のように反射して見える支笏湖は、千歳市から車で1時間弱のところにあります。
新千歳空港や札幌からも車で1時間程度と、都会からアクセスしやすい立地にありながら、その水の透明度は息をのむほど。
湖底のちいさな石の形までしっかりと確認することができるほどの透明度を誇っています。
こんな美しいスポットで、ダイビングやシュノーケリングを体験できるとしたら、一度は絶対に体験してみたいですよね?
日本一の支笏湖から流れる、日本一美しい川でリバーシュノーケリング
支笏湖でのダイビングの他、支笏湖から流れている千歳川という川でのリバーシュノーケリングもおすすめ。
支笏湖から流れ出ていることから、当然千歳川も日本で一番美しい川ということになります。
そんな千歳川でのリバーシュノーケリングでは、川底をゆらゆら揺れる鮮やかな緑色の水草と、
その中を泳ぐ1,000匹以上のウグイの群れに出会うことができるかもしれません。
こちらのリバーシュノーケリングは、泳ぎが苦手な方でも安心して楽しんでいただけるように、水に浮くドライスーツを着ていただきます。
そのままの状態で、ボードにつかまりながら体験していただくことが可能ですので、泳ぎのレベルが違う友人同士で訪れてもみなさん楽しんでいただけるのが特徴です。修学旅行で北海道を訪れた方達も参加する実績があるほど、どんな方々でも体験しやすいプランになっています。
年齢を問わずどなたでも楽しんでいただけること間違いありません!
プランで撮った写真はデータで無料でお渡しをしているので、美しい大自然に恵まれた夏の北海道らしい思い出もしっかり形に残せますよ。
支笏湖ではじめてのレイクダイビングに挑戦!
支笏湖ではリバーシュノーケリングに加えて、初心者向けのレイクダイビング体験プランを楽しむこともできます。
いきなり海でのダイビングに挑戦するのは少し不安がある方、まずは湖で初めてのレイクダイビングにチャレンジしてみるのはいかがですか?
こちらのプランでは、基本中の基本となる呼吸の仕方などからガイドが丁寧にレクチャーしてくれます。少しずつ水やダイビングの器材に慣れてきたところで、だんだんと深いところへと潜っていきます。
水の中に潜れば、水中を浮遊する楽しみはもちろん、水の中の生き物たちに出会えることも楽しみの一つです。
支笏湖でのレイクダイビングでは、海とは違った淡水魚や淡水特有の水藻の群生を見ることができます。こんなかわいいお魚もいれば、運が良ければ希少で色鮮やかなヒメマスを見ることもできます。
ダイビングの最中は、こんな小さなエビを手の上で泳がせて遊ぶこともできますし
生き物の他にも、まるで森の一部が水の下に沈んだかのような、神秘的な世界を見ることもできます。
支笏湖の湖底には、こういった自然が多く残っており、ダイビング中に出会ったお気に入りのワンシーンを撮影していくのも楽しみの1つです。撮影した写真はデータで無料でもらえるので、レイクダイビング中には泳ぐことに集中するだけでなく、思い出をしっかりと形に残すことも忘れずに!
また、期間限定にはなりますが、夏場の7月~9月には「チトセヒメバイカモ」という、天然記念物にもなっている水中に咲く花を見ることもできます。写真では少しわかりづらいですが、この水中花目当てに全国からダイバーが訪れるほどなんです。
水中に咲いた花なんて神秘的ですよね! 女性の方だけでなく、ぜひ男性の方にも一度は見ていただきたい光景です。
レイクダイビングは支笏湖の美しさを楽しむには一番オススメのアクティビティです。
その透明度は謳い文句だけではないため、あまりの水の透明さに息をのむほど驚くこと間違いありません。ツアーの時間も、4月から10月の間は朝9時から夕方の15時開始まで1日に3本も実施しており、参加がしやすいのも嬉しいポイントです。
北海道の小樽でしか味わえないシュノーケリングツアーとは
積丹ブルーではいわゆる多くの人が想像するような、カラフルな魚が泳ぐ南国のシュノーケリングとは一味違った、北海道ならではのシュノーケリングが楽しめます。
実は、積丹半島は海の幸が有名な北海道でも屈指の豊かな漁場で、夏場は北海道の名物ウニが多く取れることでも有名です。
日本で一番うまいウニが食べられる場所、とも言われており、ウニ好きの人なら間違いなくこの機会に食べておいた方がいいでしょう。
そんな海の幸がたっぷりな積丹ブルーですが、南国のようなきれいな色をした魚たちがいるわけではなく、実は海底にはゆらゆらと海藻が揺らめいており、ホッケや名物のウニといった、美味しそうな生き物がたくさんいるんです!
こんな場所でシュノーケリングやダイビングをできるのは、まさに日本でも北海道だけといっても過言ではありません。
でもせっかくシュノーケリングをするなら、美味しそうな景色より美しい景色を見たい…という方が多いでしょう。
そんな方にオススメなのが、青の洞窟という小樽の神秘的な洞窟でのシュノーケリング体験です。
青の洞窟とは、積丹ブルーが生み出した自然にしか作り出せない地形と、太陽の光が差し込む角度によって誕生した、文字通りの青の世界。
限られたごくわずかな場所でしか生まれない、まさに自然が生み出した芸術作品のようなスポットです。
青の洞窟でのシュノーケリング体験は、この青の洞窟の中で行ないます。
当日の天候によっても見え方が変わってきますが、青の洞窟の中は運が良いとまるで光で青くライトアップをしているかのようなブルーの空間が一体に広がります。
長い年月をかけて、大自然が作りあげた特殊な地形と太陽の光、そしてなんと言っても積丹ブルーと呼ばれる美しい海があるからこそ楽しめるシュノーケリング。
青の洞窟でのシュノーケリングは、まるで別世界に迷い込んだかのような幻想的な時間を楽しむことができます。
青の洞窟でのシュノーケリングは、ベテランガイドが同行し、しっかりとした準備をして行ないます。
ライフジャケットをつけていただくことはもちろん、疲れたり、泳ぎが不安という方もインストラクターの浮き輪につかまってひと休みすることもできる安心・安全なシュノーケリング体験となっています。
せっかく素敵な場所にいるので、緊張せずにリラックスしながら思い思いにシュノーケリングを楽しんでいただけるので、初心者や未経験の方でも思う存分楽しんでください!
南国でのシュノーケリングとは全く違う、北海道の青の洞窟でのシュノーケリング体験。
せっかく小樽のエリアに来るのなら、ぜひ一度は味わっていただきたい特別な体験です。
小樽・支笏湖のダイビング&シュノーケリングは、誰でも手ぶらで楽しめる!
千歳の『支笏湖』と小樽の『青の洞窟』でのシュノーケリング&ダイビングツアーでは、ツアーに必要な器具のレンタルを行なっております。
シュノーケリングなどに必要なライフベストやドライスーツのレンタルはもちろん完備していますのでご安心ください。
また、すでにご紹介してきた通りツアー中に撮影した写真データのお渡しも料金の中に含まれているので、服装だけご用意いただければあとは全てお任せです!
北海道は夏場でも水温が低いことが多いので、ダイビングでは夏場でも長袖長ズボンを着用します(ドライスーツを着れば中は濡れません)。
シュノーケリングでは水着を着用していただき、その上にウェットスーツを着用してお楽しみいただきます。
ツアー中は北海道在住の経験豊富なインストラクターが引率しますので、シュノーケリング・ダイビング初心者でも心配ご無用です。
泳ぎが苦手な方や、シュノーケリング初体験でもインストラクターが優しく教えてくれますので、安心してご参加くださいね。