富良野へ日帰り!効率の良い観光コースは?<秋~冬編>

キタキツネ

目次

北海道でたくさんのエリアを見て回るなら、日帰り旅行がオススメ

念願の北海道旅行!せっかくなら、たくさんの観光スポットを訪れて、北海道の魅力を満喫したいですよね。

広大な北海道を、限られた時間の中で効率的に巡るには、旭川や札幌などの都市部を拠点に、近郊エリアへの日帰り旅行を組み込むのがおすすめです。

ホテルや荷物の移動も少なく済むので、移動時間を有効活用できます。

それに、北海道の景色は、見ているだけでも飽きないほど美しいんです。

道中の道の駅などに立ち寄れば、地元の特産品や美味しいものを楽しむこともできます。

移動時間も、存分に北海道の魅力を感じながら過ごせるので、おすすめです。

富良野

北海道の人気エリアの一つ、富良野。

ラベンダー畑のイメージが強いですが、秋から冬も魅力的な観光スポットがたくさんあります。

富良野に宿泊してゆっくり楽しみたいところですが、日帰りでも十分に満喫できます。

今回は、特に車がない方でもタクシーを使って効率的に回れる、富良野日帰り観光プランをご紹介します。

秋~冬の富良野観光はガラス工房『Glass Forest in FURANO』からスタート

ふらの硝子

出典:Glass Forest in FURANO

朝9時頃に富良野に到着できる方は、「北の国から」でおなじみ、麓郷エリアにあるガラス工房「Glass Forest in FURANO(以下、ふらの硝子)」からスタートしましょう!

富良野駅の東部、車で30分ほどに位置する麓郷エリアは、「北の国から」のロケ地など名所がたくさん。
その中でもふらの硝子は、厳寒期の自然現象『ダイヤモンドダスト』をモチーフにしたオリジナルの『しばれ硝子』を使った製品を多数取り揃えていることで有名です。

しばれガラス出典:Glass Forest in FURANO

「しばれる」とは北海道弁で「凍る、厳しく冷え込む」という意味で、言葉の通りしばれ硝子は凍ったかのように繊細なひびが入った硝子のこと。

透き通るグラスの中にまるで雪の結晶のようにひびが走る製品は、北海道の冬を彷彿とさせる一品。使い込むごとに変化が出て味が出てくるのも特徴です。
耐熱性でもちろん温かい飲み物も入れることが出来ますので、中の飲み物の色によって様々な雰囲気を味わうことのできる製品です。

なお、ふらの硝子では、創作体験もできますので、時間がゆっくりと取れる際にはぜひオリジナルグラス作りを体験するのもおススメです。

早めのランチ 富良野の地元民にも愛される「唯我独尊」へ

唯我独尊

出典:唯我独尊

富良野駅周辺に戻ったら、ここで早めの昼ご飯!富良野に来たら必ず行くべき名物カレー屋さんをご紹介しましょう。
その名も、「唯我独尊」。

1974年創業の、地元では知らない人はいないほどの超有名な老舗カレー店です。

JR富良野駅から徒歩5分ほどと好立地にあり、地元民にも観光客にも愛されているこの店は、年中いつ行ってもにぎわっている、言わずと知れた人気店。

唯我独尊
富良野の中心部にあるのに、お店に近づくとそこはまるで北海道の大自然の中にたたずむレストラン

唯我独尊

ログハウスの店内に足を踏み入れると、外の喧騒を忘れさせてくれるようなゆったりとした空気の中に、食欲をそそるカレールウの匂いが充満しています。

唯我独尊では地産地消にこだわっており、地元産の玉ねぎ約30種のスパイスで作るルウは香り豊かで癖になる味わいと大評判です。

唯我独尊メニューは、「エゾ鹿肉カレー」「道産ポークカレー」「オムカレー」など北海道らしさに溢れており、何を頼むか迷ってしまいますが、初めての方にまず食べていただきたいのが、「オム+ソーセージカレー」です。
唯我独尊

運ばれてきたカレーは、男性も満足できるボリューム!

少し黄色味がかったライスの上には、濃厚なルウと北海道産のジャガイモやコーンが彩られ、お皿の真ん中には大きな自家製ソーセージがどんと構えます。

そして、ふわっふわのオム

ライスはもちろんのこと、野菜やウィンナーをルウにつけていただくと、それだけで食が進むこと間違いなし!

カレーの辛さを和らげてくれるオムの甘さもまた絶品。そのため、ライスを残してルウが先になくなってしまう方も多いのだとか。

でも、ご安心ください。唯我独尊では、ルウのお替わりが無料で出来るんです!
ただし、カウンターにお皿を持っていって、合言葉の「ルールルル」と言うこと。

キツネ
『北の国から』で有名な、キツネを呼ぶときの掛け声ですね(本当にキツネが寄ってくるかはお試しあれ)。

唯我独尊そうするとマスターが笑顔でルウを盛ってくれますので、ぜひ皆さん、富良野にきたら地元民になった気分で、合言葉でのお替わりも体験しましょう。

こちらの唯我独尊は、週末になると、12時を回る前から10台近く停められる駐車場はびっちり。
店の外まで人が並んでいます。

11時オープンなので、日帰り旅行を満喫したい方は開店と同時に出向いて少し早目のお昼を取ることをおススメします。

寒い季節にスパイスの効いたカレーで身体をあたため、午後からの富良野観光に向けてエネルギーを養いましょう!

ちなみに、お店の隣には『となりの独尊』という、唯我独尊カレーや自家製ソーセージをお土産として購入することができるお店があるので、良ければぜひ立ち寄ってみてください。

おなか一杯になったところで、神秘的な『ニングルテラス』を散策

ニングルテラス午後は富良野の自然を楽しみながら、散策も買い物も楽しめるおススメスポットへ。

まず訪れたいのは、唯我独尊から車で10分強のところにあるショップタウン『ニングルテラス』です。

ニングルとは、倉本聰氏の著作に登場する、北海道の森に住む身長15センチの『森の知恵者』のことを指しており、ここニングルテラスも、倉本氏がプロデュースしています。

ニングルテラス

ニングルテラスは、新富良野プリンスホテルの森の中に、15棟の小さなログハウスが集結したショップタウン

お店ごとに自然をテーマにした様々な製品を取り扱っており、キャンドルや万華鏡、銀細工など、富良野のクラフトマンシップが集結しています。
お店の間は遊歩道で繋がっており、森の中の散策を楽しみながらお店を渡り歩くことができます。
ニングルテラスちょっと寒くなったらニングルテラス内にあるかわいいカフェで暖をとることもできるのでご安心を。

季節や時間帯によって全く異なる印象を持つニングルテラスですが、特に雪のちらつく季節には、神秘的な森の世界に紛れ込んだかのような感覚を味わうことが出来るでしょう。

ニングルテラス富良野の中でもここでしか買うことのできないお土産品や思い出の一品を探すのもおススメです。

富良野と言えばこれ!名物チーズを求めて、『ふらのチーズ工房』へ

富良野チーズ工房

自然を散策したあとは、富良野の2大名物チーズワインを買いに向かいましょう!

まずはニングルテラスから車で5分のところにある『ふらのチーズ工房』へ。

白樺の木々に囲まれた自然豊かなチーズ工房では、さまざまな富良野チーズを販売しているほか、ガラス越しにチーズの製造室や熟成庫を見学できたり、牛の模型での乳搾り体験ができるほか、隣接する手作り体験工房では、バターやチーズ、アイスの手作り体験をすることもできるんです!

観光スポット巡りサイクリング

 

日帰りの場合でも、事前予約をしておけば安心して手作り体験を受けることが出来ます
ニングルテラスのあとチーズ工房に向かわれる場合は、15時台に開講されるバターレッスンチーズレッスンを予約するのが良いでしょう。
どちらも1時間弱のコースで、お値段もお一人様1,000円以下と手頃に体験することが出来ます。

中でもバターはお子様にも簡単に作れるので、ぜひ家族皆さんで体験してみましょう!

手作りバターは、既製品とはまた違い、風味豊かなミルクの優しい味わいを楽しむことが出来ます。

作ったバターは持ち帰ることが出来ますので、夏場よりも秋冬に体験することをおススメします。

富良野市と酪農学園大学で開発された、日本唯一のワイン入りチーズはお土産にぴったり。
その他、イカスミ入り、玉ねぎ入りなどの変わり種チーズや、定番のナチュラルチーズ等も取りそろえられており、どれを買ったらよいか迷ってしまうほど。
試食もできるので、お好みの一品を見つけてくださいね。

最後に、『ふらのワイン工場』で夜のお供をゲット!富良野サイクリング_ラベンダーぶどうの丘

秋の北海道は日が短く、あっという間に夕方になってしまいますね。

富良野観光の締めくくりには、お土産に「ふらのワイン」をゲットしましょう!

ふらのチーズ工房から車で10分ほどにある「ふらのワイン工場」は、山の中腹に建つレンガ造りの建物で、風情があります。

ワイナリーも併設されているので、時間があれば見学してみるのもおすすめです。

サイクリング&カヤック_富良野

富良野ワインは、地元産のブドウのみで作られた、富良野土産の定番です。

1972年の創業から、富良野市内で栽培されたブドウにこだわり、ワイン造りを続けています。

赤、白、ロゼ、限定のスパークリングワイン、そして濃厚なストレートジュースなど、バラエティ豊かなラインナップが揃っています。

品質の高さに対して、価格もお手頃なのも魅力です。

安いものだと1,000円以下で手に入りますし、180mlのミニボトルもあるので、お土産に少しずつ買って帰るのもおすすめです。

チーズとワインのミニボトルセットも、喜ばれるお土産になりますよ。

ふらのワイン工場の売店では、試飲もできるので、気になるワインがあれば試してみて下さい。

スッキリとした飲みやすいワインなので、ついつい飲みすぎてしまうかもしれません。

富良野で夕食をとる時間が無い方は、宿に戻ってから楽しむために、ワインを買っておくのも良いでしょう。

大量に購入したい場合は、配送もしてもらえますので、身軽に帰路につくことができます。

ワイン工場から富良野駅までは車で5分と近いので、列車の時間までゆっくりと過ごしましょう。

 

富良野日帰り旅行のまとめ

富良野の日帰り定番観光プラン、いかがでしたでしょうか?

秋の富良野は、紅葉の美しさはもちろん、美味しい食べ物やユニークな体験、ここでしか手に入らないオリジナル商品など、魅力が満載です。

日帰りでも十分に満喫できますので、ぜひ秋の富良野旅行を計画してみて下さい。

「もっと富良野で色々な遊びをしたい!」という方は、富良野市周辺でできるアクティビティもおすすめです。

例えば、冬にはスキーやスノーボードを楽しむことができますし、夏にはラベンダー畑や花畑を巡る観光も人気です。

富良野の豊かな自然を満喫できる、様々なアクティビティがありますので、ぜひ調べてみて下さい。

 

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