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富良野で体験したい犬ゾリまとめ

犬ぞり

目次

冬の富良野観光のプラン、「何かいつもと違ったことができないかなあ」と悩んでいる方もいらっしゃるかもしれませんね。

ラベンダーも大草原も見られない冬だからこそ、北海道らしさ満載のユニークな体験をしてみてはいかがですか?

雄大な雪原を駆け抜ける爽快感!まさに冬ならではの体験、犬ぞりをおすすめします。

 

冬の富良野は犬ゾリを楽しめる、北海道で数少ないスポット

 

犬ぞり

富良野で犬ゾリなんてできるの?と思われた方もたくさんいらっしゃるかもれません。
たしかに、犬ゾリは富良野、北海道というよりも、カナダやアラスカなどの極寒地域でしかできないイメージがありますよね。

降りしきる雪のなか、どこまでも広がる外国の大雪原の中を、ランタンを灯したソリを大きな犬が引いて駆け抜けていく…ちょっと異国情緒のある風景です。

日本の雪国北海道でももちろん犬ぞりは体験できるのですが、実は、北海道のなかでもどこでも犬ゾリを体験できるという訳ではなく、富良野や十勝、道東エリアが主な体験スポットとなっています。

せっかく冬場の富良野に遊びにいくのなら、なんとしても体験したいですよね!

そもそも富良野でできる犬ゾリってどんなもの?

犬ぞり

犬ゾリの起源は、意外にも35,000年前ほどにさかのぼると言われています。
モンゴルで生まれたといわれる犬ゾリは、寒さに強いことや持久力に優れること、そして人間に従順な犬の性格から、アラスカやカナダなど、高緯度の寒冷地域でも主要な移動手段として活躍していました。

日本で犬ゾリといえば、有名なのはタロとジロの『南極物語』をご存知の人も多いかもしれません。
一方で海外では、犬ゾリのストーリーといえば1995年に映画化もされた『セラムラン』というエピソードが有名です。

アラスカ州全域が激しいブリザードに見舞われる中、飛行機の代わりに当時大流行していたジフテリアの血清を、20の犬ゾリチームがリレーして運んだという英雄的な実話です。

全長約1,000キロもの距離を走ったというこの犬ゾリチームのなかで、最も有名なのは最後のチームのリーダーを務めた犬バルトで、そんなバルトを主人公とした、映画バルトが1995年に公開されています。

富良野の過酷な冬にも負けないソリ犬達!どうやって走らせるの?

犬ぞり

もちろん、富良野で体験できる犬ゾリではこのような過酷なソリ体験はしませんが、ソリ犬たちを操るというマッシャー(操縦者)の体験はすることができます!

このマッシャーの体験、必要なのは自転車に乗れるぐらいのバランス感覚なので、小学生でもソリ犬を操ることができてしまいます。

富良野に家族で出かけて、子供が犬ゾリを乗りこなす頼もしい姿をビデオに残す…なんていうこともできてしまいます。

犬ぞり

しかし、単に手綱を握ればいいというわけではなくて、ソリ犬たちとの信頼感が重要になってきます。
パートナーとなるソリ犬たちとは、体験をする前にきちんとコミュニケーションをとっておき、しっかりと仲良くなっておきましょう。

この犬たちと仲良くなるということだけでも、富良野で犬ゾリ体験をすることの楽しみと言ってもいいかもしれません。
頼りがいのある大きな犬でちょっと怖く感じるかもしれませんが、とってもかわいいですよ。

いざ犬ゾリに!繋ぎ方は二つのタイプ

ソリを引かせる犬の繋ぎ方はふた通りあります。一つ目は『タンデムタイプ』。

ラインタイプとも言われるこの繋ぎ方は、ソリ犬たちを縦に並ばせて繋ぎます。タンデムとは、その“縦に並んだ状態”のことを意味します。

犬ぞり森の中など、険しく道がせばまっている地形を走るときにはこのタイプをとる事が多く、比較的多くの犬ぞり体験はこの縦に並んだ状態で走ることが多いかもしれません。

二つ目は『ファンタイプ』。

 

 
 
 
 
 
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ファンタイプはその言葉(fan=扇)の通り、ソリ犬たちを扇型につないで走ります。
カナダ北部のイヌイットなど、古くから伝わるのはこのファンタイプの繋ぎ方だそうです。

犬ゾリを引っ張る頼もしい犬達!どんな役割があるの?

犬ぞり

つなぎ方がわかったところで、次はそのポジションによってどのような役割があるかも知っておきましょう。

主に、タンデムタイプの繋ぎ方でのそれぞれの犬の役割をご紹介します。

まずは先頭で走る犬は『リードドッグ』と呼ばれます。

犬ぞり

このリードドッグは、犬ゾリ全体の進路を決めて走る必要があるため、操縦者であるマッシャーにより忠実であること、そして直観力に優れ物怖じしない性格が求められます。

その後ろにつくのは『ポイントドッグ』。

犬ぞりスイングドッグとも呼ばれ、チーム全体をまとめて走る必要があることから、速さとスピードのバランスがいい犬があてがわれます。

そして最後が『ホイールドッグ』。
犬ぞり

犬ぞりのチームには、それぞれ役割が分かれているんです。

ソリに最も近いポジションを走る犬は、マッシャーとソリ犬たちのコミュニケーションを円滑にする、協調性のある性格の犬が選ばれることが多いそうです。

先頭、中間、最後尾と、それぞれのポジションに適した犬が選ばれているんですね。

実際に犬ぞり体験に参加したとき、それぞれの犬がどんな特徴を持っているのか、意識して見てみると、より一層犬ぞり体験を楽しめると思います。

犬ゾリに適した犬って?

シベリアンハスキー
ソリ犬たちの役割まで知っていれば、富良野で犬ゾリを体験するにはもうバッチリ!けど、どんな犬でもこのソリを引けるわけではありません。
犬ゾリに適するのは、まずもって寒さにつよい犬であること。そしてマッシャーとの信頼関係を築き、忠実にいうことをきくお利口さんな犬でなければなりません。

そんなソリ犬に適した犬種には、『アラスカン・ハスキー』『シベリアン・ハスキー』『カナディアン・エスキモードッグ』『サモエド』『アラスカン・マラミュート』そして『樺太犬』が挙げられます。

犬のことはわかったけど、犬ぞりでは人間は何をすればいいの?

犬ぞり

富良野で犬ゾリをやってみたいとは思ってきたけど、本当にちゃんと犬は言うことを聞くのかな…という方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん実際の体験の際はガイドさんがきちんとフォローをしてくれますが、操縦者であるマッシャーが実際に犬に出す指示にはどういったものがあるのかをお伝えしておきます。

ソリ犬たちはマッシャーの指示に従って走っていきますが、そこには共通の指示語(コマンド)が用いられています。
コマンドでまず知っておきたいものは、

進むための『MUSH(マッシュ)』『GO AHEAD(ゴー・アヘッド)』

それから立ち止まるための『STAY(ステイ)』
止まれの『Whao(ウォー)』
あとは方向を指示するための『HAW(ハー)』『GEE(ジー)』です。

これは、それぞれ左と右を意味します。ソリ犬たちは、マッシャーが発するこのコマンドに従って走っていく、という何ともお利口さんな犬達ばかり。
実際に富良野で犬ぞり体験をするときも、きっと聞く機会があるコマンドになりますので、この機会に知っておいて損はないですよ!

富良野で犬ゾリを体験するならここ!

犬ぞりいざ、富良野で犬ゾリ体験を!…と思っても、やっぱり最初は少し怖いですよね。
そこでご紹介したいのは、夏場には乗馬体験を提供している馬場で犬ゾリ体験ができるこのアクティビティプランです。

ここでソリを引くシベリアン・ハスキーたちは、すべてこの場所で育てられていることから、ガイドの言うことをしっかり聞くのはもちろんですし、この環境で走ることにも慣れているのでとっても安心です。

何より、人懐っこくておとなしい性格の犬たちなので、触れ合うだけでもとっても癒されます!犬ぞり

富良野の広がる自然の中で、犬ゾリを操る体験をする…考えるだけでワクワクしますよね!

しかもこのアクティビティは、30分間隔で申し込みができますし、参加は4歳以上から可能ですので、気軽に犬ゾリを楽しむことができちゃいます。

例年12月の中旬から3月の中旬ごろまで実施していますので、まさにこれからの季節に富良野旅行を検討している方にオススメです!

富良野での犬ぞり体験まとめ

富良野で犬ゾリ、楽しそうですよね?

日本の中ではなかなか体験できないアクティビティですので、他の人とは少し違った旅行計画をたてたいという方は、ぜひ富良野の犬ゾリを体験してみてくださいね。

いい旅行になることを祈っています!

北海道でアクティビティ体験するならBasho Trip

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