いざ旭川!天気と対策、おすすめプランをご紹介

旭川の3月

目次

北海道観光の拠点としても人気の旭川で気になる天気や気候

旭川の天気

 

北海道旅行といえば札幌や函館をイメージする方も多いかもしれませんが、実は人気観光地である富良野や美瑛を訪れるのに便利な拠点は旭川だということをご存知ですか?
旭山動物園もある旭川を拠点に、富良野のラベンダー祭りに足をのばす…なんていう方も実はたくさんいらっしゃいます。
もちろん旭川には旭山動物園以外にも、北海道らしさを満喫できるところはたくさん!
しかも、札幌に負けず劣らずのラーメン激戦区であることも注目ポイント。
観光だけでなく食までも楽しめてしまうので、北海道旅行の目的地としてもおすすめです。

旭川_花畑

「それなら、旭川へ行ってみよう!」と考えた、そこのあなた。
そんな時にまず気になるのは、旭川の天気ではないでしょうか。長袖はいつから着ればいいのか?寒さ対策はどうすれば?
今回は、旭川の気候や服装の注意点、おすすめの観光プランをご紹介します!

実は日本一寒い!?旭川の気候はどんな感じ?

旭川は、北海道のほぼ中心に位置している街です。
典型的な内陸性気候で、夏には25度を超える日もある一方で、冬には氷点下10度をくだることもザラにあるほど。
過去には、旭川地方気象台で氷点下41.0度を観測したこともあり、公式では日本一の寒さを記録しています。

ちなみに、旭川で過去観測された最高気温は36.0度で、最低気温との寒暖差はなんと77.0度!
これは、公式記録で日本一の寒暖差だそうです。
日本一寒い場所であり、日本一の寒暖差を記録した旭川…ますます、天気や気候の特徴が気になりますね。

朝晩の気温の変化が激しい!旭川の春の気候(3月〜5月)

旭川の3月

凍えるような冬を越えて、平均気温がプラスになり始める3月。
旭川にもようやく春がきた…とはいえ、3月はまだまだ冬のような痺れる寒さが残るため、冬用のコートは必須になります。
日によっては氷点下の気温になる日もあるので、桜が咲いている3月をイメージする人にとっては、まだまだ冬と言っても過言ではないかもしれませんね。

旭川駅

4月から5月にかけては気温もあがり、春用のコートで外も出歩けます。ただ、朝晩の気温差が激しいため着脱可能な防寒具は手放せません。
しかも、4月には雪が降るなんていうこともしばしば…まだ気は抜けませんね。
日中の気温に惑わされず、夜に出かける際にはマフラーや手袋、ジャンパーなどを持ち歩きましょう。
昼と夜の気温差が激しい気候は、まさに旭川独特の気候です。

新生活シーズンの忙しさで逃した花見。旭川での桜の見頃は?

旭山公園の花見

出典:公共財団法人旭川市公園緑地協会

桜前線は北上していき、北海道の桜が4月下旬から5月ごろに咲くということをご存知の方も多いでしょう。
旭川の桜も例にもれず、例年ゴールデンウィークあたりから見頃を迎えます。おすすめスポットはなんと言っても旭山公園。
旭山動物園に隣接するこの公園では、約3,500本ものエゾヤマサクラなどが咲きほこります。
さらに、桜の咲くこの時期限定のライトアップも!
ビールや日本酒の販売もあるので、旭川への旅行のついでに「見逃した花見にリベンジ!」なんていうこともおすすめです。

気温が高まり汗ばむことも!旭川の夏の気候(6〜8月)

旭川の6月

6月ともなれば夏らしさを感じることもありますが、やはり寒暖差のあるこの時期、外出のときには羽織るものが必要です。
梅雨がないのも北海道の天気の特徴とはいえ、オホーツク海から吹き込む冷たい湿った風により、数日間雨がつづく「蝦夷梅雨(えぞつゆ)」があるのは知られていないこと。
念のため折りたたみ傘を持って旅行にいかれると安心です。

旭川_花畑

7月から8月にかけてはぐんぐんと気温もあがり、朝晩ともに半袖でも気持ちがいい季節です。
しかし、北海道だからといって侮るなかれ!旭川でも30度を超える真夏日がでてきます。
熱中症対策も万全に、楽しい旅行に出かけたいですね。

旭川駅前のイベント

また、夏の旭川はよく旭川駅前でイベントを開催しています。
夏場はビアガーデンなんかもありますので、こういった地元のプチイベントをチェックしてみるのも良いですね。

旭川の夏のアクティビティ!忠別川ラフティング

旭川_ラフティング

都会のイメージもある旭川ですが、実はラフティングが楽しめてしまうんです!
ラフティングというと、時間をかけて山奥の渓流まで出かけることを想像する方も多いかもしれませんが、忠別川はなんと旭川空港や旭山動物園などから20分ほどのアクセスの良さ。
これだけ近いので、旅行の際に悩みがちな到着初日・最終日のアクティビティにもおすすめです。

川の流れも比較的安定していることから、初心者の方がラフティングにチャレンジすることも多いです。

ラフティング体験一覧はこちら

気温は急な下り坂?旭川の秋の気候(9月〜10月)

旭川の秋

暖かな気候もつかの間のこと、9月にはいると朝晩の冷え込みが戻ってきます。
紅葉も始まる時期なので、パーカーやカーディガンなど気軽に羽織れるものが必要になってきます。
10月に入れば、ジャケットやコートは必需品!初雪を観測するのもこの頃なので、「10月にしては少しやりすぎかな?」と思うぐらいに着込んでいただくのがおすすめです。

足のはやい旭川の秋…目一杯楽しむアクティビティは?

旭岳トレッキング_紅葉

旭川の秋は足がはやいため、文字通り「あっという間」に寒い冬へと突入してしまいます。
しかし、この時期にしか見られない旭川のうつりゆく表情もなかなか乙なもの。

大自然北海道をとことん満喫いただくために、旭川の山を散策されてはいかがでしょう。
北海道の中心に位置する旭岳は大雪山連峰のなかでも最高峰で、全国から登山好きが集まるほどの名峰です。

四季折々の顔を見せるこの山では、フルオーダーメイドで自分の好きな場所へ訪れるツアーを組むことができます。

日本一早く紅葉が楽しめる場所として、全国の紅葉ファンが集まる旭岳で、雄大な自然に包まれながら、秋の色づきを見せる山をゆっくりと歩いてみませんか?

トレッキング体験一覧はこちら

行くならやっぱりこの時期?旭川の冬の気候(11月〜2月)

旭川の冬

旭川の冬は11月から始まります。平均の最低気温が氷点下を下回るようになるのもこの頃からです。
寒い気候が苦手な方や、寒さに慣れていない方は、出かけるときにはダウンジャケットを着用しても良いくらい。
首元を温めてくれるマフラーなどはしっかりしていきましょう。

旭川の12月

12月に入ればほとんど雪が降りしきり、2月までは氷点下の気温が続く極寒の世界に。
この時期になれば、とにかく考えうる防寒具を全て装着することがベターです。
滑り止めのついた靴を履くことがおすすめ。
ポケットに手を突っ込んで歩くのは大変危険なので、外を歩き回るときには手袋が必須となります。
とはいえ、室内の温度はとても暖かく設定されているので、汗をかいて風邪をひかないようインナーは薄めを心がけましょう。

ダイヤモンドダスト

ちなみに、この時期特有の「ダイヤモンドダスト」は必見です!
氷点下10度以下で、早朝のよく晴れた日であることなど、特定の気候条件が揃っていないと見られないこの自然現象は、その名の通りダイヤモンドのような輝きです。
別名では「天使の囁き」とも呼ばれているようですね。
旭川では全国的にもダイヤモンドダストが見やすい場所なので、この時期ならではの自然現象に遭遇できるかもしれませんね。

旭川_雪まつり

なお、全国的に有名な札幌の雪まつりが2月にはありますが、旭川でも札幌に次いで2番目に大きな雪まつりが開催されます!
毎年、その年にブレイクした旬な芸人さんが訪れるなど、地元民に愛される雪まつりを楽しんでみるのも良いのではないでしょうか。

冬の時期・冬の北海道らしい気候だからこそのフシギ体験を!

真冬のフシギ体験

こんな極寒の時期にせっかく行くのであれば、その時期・この気候でしか出会うことのできない景色に飛び込むのはいかがですか?
旭川から富良野まで足を伸ばせば、スノーシューを履いて朝の空知川を散策をするアクティビティに参加できます。

冬の川

氷点下を下回る気温と、その気温よりもはるかに冷たい水温との気温差がある場所に発生する朝霧や、空気中の水蒸気が凍って現れるフロストフラワーなど、水と氷の織りなす世界はまさに圧巻です。
ピンとした空気が張り詰める白銀の世界で、雪を踏みしめる音を全身で味わう、贅沢な朝の時間を楽しむことができます。

旭川からもすぐ行ける、富良野でのスノーシュー体験一覧はこちら

富良野の白銀の世界で大空を舞うアクティビティ!

初心者もモーターパラグライダーにチャレンジしてみよう

この時期だからこそおすすめのもう一つのアクティビティは、モーターパラグライダーです。
空から眺める富良野の田園風景はまさに圧巻。
広がる白銀の風景は、寒さなんて忘れてしまいそうなほどの美しさです。
さらに、運がよければ雲海のうえを飛ぶ経験も。こんな体験、他ではできませんよね!

冬のモーターパラグライダー

ただし、安全面に最大限注意しているので、飛べる確率は50%ほど。
風が強くても、弱すぎても飛べないのがこのアクティビティの特徴です。
それだけに、実際に飛べることができれば感動もひとしおですね!
冬に訪れる際には、天候条件にも注意しながらぜひ挑戦をしてみてください。

旭川の天候・気候まとめ

旭川の冬

旭川の気候は、年間や一日の気温差が激しい季節がほとんどを占めます。
そして、何と言っても冬には雪が吹き荒れることもしばしばのこと。
いくら旅行とはいえ、吹雪の際には“でかけない”という勇気ある選択をとることも重要だと覚えておいてください。
今回の旭川の天気と気候に関する記事を参考に、その時々で適切な服装をし、安心安全で楽しい旅行になることを祈っています。
何より、良い天候に恵まれることを祈っています!

北海道でアクティビティ体験するならBasho Trip

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