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冬の北海道の一大イベント、旭川冬まつり＆さっぽろ雪まつり
四季折々の魅力にあふれる北海道は、訪れるたびに違った顔を見せてくれますね。\
これから本格的な冬の季節が到来し、ウィンタースポーツを楽しみに北海道旅行を計画している方も多いのではないでしょうか？\
北海道ならではの雪景色やウィンタースポーツも素晴らしいですが、忘れてはいけないのが、「旭川冬まつり」と「さっぽろ雪まつり」です。
出典：さっぽろ雪まつり
北海道の冬を代表するお祭りといえば、「さっぽろ雪まつり」ですよね。
札幌の大通公園で行われる、あの壮大な雪像は、誰もが一度は見てみたいと思う光景です。
しかし、実は旭川でも、ほぼ同時期に「旭川冬まつり」が開催されているんです。
「さっぽろ雪まつり」と「旭川冬まつり」は、どちらも約1週間ほど開催され、期間中に観光を兼ねて両方の祭りを楽しむ方も多いんですよ。
「さっぽろ雪まつり」は、規模が大きく、有名なので、知っている方も多いと思いますが、「旭川冬まつり」は、まだまだ知られていない方も多いのではないでしょうか？
「さっぽろ雪まつり」と比べると規模は少し小さいですが、「旭川冬まつり」は、年々内容が充実して、地元民からも愛されるイベントに成長しています。
出典：旭川冬まつり
旭川出身の地元民の方いわく、旭川冬まつりは、さっぽろ雪まつりよりも、凝った演出が多く、クオリティが高いんだとか。\
確かに、旭川冬まつりは、2022年2月で63回目を迎える歴史あるお祭りで、年々進化を続けています。\
今年は、新型コロナウイルスの影響で、リアルイベントは中止となってしまいましたが、オンラインで冬の祭りの魅力を味わえるコンテンツが公開されています。
オンラインイベントを通して、旭川冬まつりの魅力を感じてみましょう！
冬の北海道の2大イベントでもある札幌雪まつりについてはこちらをチェック
日本一寒い!?真冬の旭川で「冬まつり」！
今年はオンラインのみでの開催となっている歴史ある冬まつり、リアルイベントとして開催される際にはどんなイベントなのでしょうか？
まつりの詳細のまえにまずお伝えしたいのは、旭川の特徴の1つでもあるその寒さ。
過去には日本の最低気温である、マイナス41.0度を記録したこともあるんです。
旭川冬まつりの期間中には、そんな旭川の寒さを生かした期間限定イベントも開催されており、冬まつりと一緒に旭川の冬のイベントもたくさん満喫することが出来るんです。
旭川冬まつり会場のシンボル・大雪像で記念撮影！
出典：旭川冬まつり
旭川冬まつり会場でまず目に飛び込んでくるのは、北海道でしか見られない迫力満点の大雪像！
旭川では、冬まつりのために年明け頃から大量の雪が会場に運び込まれ、1か月近くをかけて大雪像ができあがります。
そんな大雪像との記念撮影は欠かせません！
大雪像の目の前で撮影するのも良いのですが、おススメは大雪像の向かいにあるバルコニーからの撮影。
大雪像の全体を写せるので、より迫力が伝わりやすいかも？
出典：旭川冬まつり
そして、旭川冬まつりでは夜の大雪像がライトアップされ、一味違った幻想的でロマンチックな姿が見られるのでカップルの方にはこちらもおススメです。
メインの大雪像をはじめとし、会場には動物やキャラクターものなど、個性あふれる雪像が並びます。
ちなみに、さっぽろ雪まつりの雪像は基本的に白一色であることが多いのですが、旭川冬まつりの雪像にはところどころに着色がされていることもあり、また一味違った雪像を楽しむことが出来ます。
旭川冬まつりで毎年大人気のスノーアクティビティにトライ！
出典：旭川冬まつり
旭川冬まつりでは、毎年10近い様々なアクティビティブースが設けられており、雪だるま制作や巨大迷路といったゆっくり楽しめるものから、身体を大きく使う運動型のアクティビティまでさまざま。
中でも、毎年恒例となっている大人気のアクティビティが、全長100mの氷のすべり台、「ぶんぶんスライダー」！
出典：旭川冬まつり
自衛隊の皆さんが心を込めて制作している力作のすべり台は、氷の上を滑り下りるため、スリル満点！
お子さんだけではなく、年配の方も滑っていたりと、老若男女を問わず人気のアクティビティです。
お腹がすいたら、旭川冬まつりの醍醐味・冬マルシェでひと休み
出典：旭川冬まつり
旭川冬まつりの人気コーナーといえば、期間中特別開設されるフードコート、「冬マルシェ」。
北海道名物のラーメンやザンギ（唐揚げ）、海鮮焼きから、温かいお汁粉や串物など、バラエティに富んだ食事が楽しめる30店舗近いお店が並びます。
そして、世界中から訪れる観光客の方に楽しんでいただけるよう、ムスリムフードやオーガニックのお店が並ぶことも。
初めて訪れる方へのおススメは、何と言っても北海道三大ラーメンのひとつ・旭川ラーメン！
寒空の下で食べるアツアツのラーメンは、お店で食べるのとはまた一味違った格別の美味しさです。
出典：旭川市役所
ちなみに冬まつりに合わせて、毎年異なるデザインで3種類のオリジナルピンバッジ（1個500円）が販売されるのですが、2020年は令和デザインのピンバッジとなり、話題となりました！
オンライン開催となった2021年、2022年は販売がありませんでしたが、次回のリアルイベントの時にどんなバッジが販売されるか、今から楽しみですね。
旭川市内の各ホテルなどで購入が可能ですので、旅の記念品やお土産としてもおススメです。
旭川冬まつりの夜は大雪像をバックに花火鑑賞！
出典：旭川冬まつり
夜の冬まつりに訪れる方は花火鑑賞がおススメ！
ライトアップされた雪像をバックに、プロジェクションマッピングと一緒に打ち上がる花火は必見です。
期間中の夜の旭川は、マイナス10度近くなることもある極寒。
ただ、その寒さのおかげで空気が澄むので、より綺麗に花火を楽しむことが出来ますよ。
例年は初日と土日祝のみ花火が打ち上げられるため、もし冬まつりに行く場合は日程を合わせてみてもよいかもしれません！
花火といえば本来は夏の風物詩ですが、北海道なら冬でも花火が楽しめるというのも北海道らしく、北海道観光にいった良い思い出になりますね。
ぜひ、この夜の花火鑑賞はマストで楽しんでいただきたいイベントになります。
旭川冬まつり期間中のイベント①：旭山動物園の「雪明かりの動物園」
「旭川冬まつりも良いけど、他にも旭川観光で何か楽しいことしたい！」そんな方も多いのではないでしょうか。
もちろん、この期間にぴったりのオススメのアクティビティがたくさんあります。
旭川冬まつりと一緒に、同時期にぜひ足を運んでいただきたい2大イベント、1つ目は今や全国区で有名となった旭山動物園で開催される、「雪明かりの動物園」。
何とコチラ、あの日本一の旭山動物園に、夜間に入園できちゃうイベントなんです。
実は、夜の動物園に行けるのは、お盆時期の「夜の動物園」と冬まつり期間の「雪明かりの動物園」の年２回だけという、超レアイベント。
歩道には、氷でつくられた手作りのランプにろうそくの火が入って道なりに並べられており、暗くなってから訪れるととてもロマンチック。
園内では、ペンギンやシロクマ、アザラシといった寒さに強い動物たちの元気な姿をみることもできますよ。
そして、閉園前に女性のアナウンスが流れるのですが、そのときのオオカミの遠吠えが圧巻！
冬の大自然を生きる野性的な動物の姿を感じることが出来ますので、絶対に聞き逃さないようにしてください。
また、もちろん旭山動物園は日中も営業をしていますが、日中に旭山動物園に行かれる場合に必見なのは、「ペンギンの散歩」です！
冬限定の大人気イベントの1つで、冬場のペンギン達の運動不足解消を目的として行われており、キングペンギンが集団で海にエサをとりに行く習性を見ていただくことが出来ます。
冬の積雪期間は毎日実施されていますが、お散歩の時間は決まっているので、旭山動物園のホームページで事前に確認してくださいね。
なお、この夜の動物園は夜8:30pmまでの(最終入園8:00pm)営業となっています。
ちなみに、来園者の皆さまに少しでも暖まっていただこうと、旭山動物園ではこの期間、毎日夕方の時間以降、ホットドリンク等の無料配布も行なっているそうです。
この心遣いが、何とも旭川らしいというか、優しさであふれていますね。
出典：旭川冬まつり
さらに、冬まつりの期間中、旭川駅と冬まつり会場の間、そして会場と旭山動物園の間には無料のシャトルバスが運行されているのも嬉しいところ。
冬の旭川は積雪で運転もしづらく、交通の便があまり良くないので、シャトルバスで移動されることをおススメします。
そして、冬まつり会場はもちろんのこと、旭山動物園は山に近い地域にあるので、更に寒さを感じやすいエリア。
寒さをあまり感じずに楽しむためにも、防寒対策をしっかりとして向かいましょう。
旭川冬まつり期間中のイベント②：旭川ならではのイベント！「氷彫刻世界大会」
そして、期間中にぜひ足を運んでいただきた2つ目のイベントが、平和通買物公園で旭川冬まつりとあわせて開催される、「氷彫刻世界大会」。
期間中、毎年100万人近い人が訪れる、海外でも評判の高い大会です。
出典：旭川冬まつり
氷彫刻の大会としては日本国内で唯一実施されている公式の国際大会で、北海道から沖縄まで、中には海外からも、約70人の氷彫刻家が旭川に集い、氷柱を使って寒空の中40時間をかけて作品を仕上げます。
制作期間は職人の技を間近で見ることが出来るほか、冬まつりの時期に合わせて氷像が展示されているので、期間中はいつでも楽しむことが出来ます。
出来上がった作品はとても氷で出来ているとは思えないほど繊細かつ躍動感にあふれ、氷点下の中たたずむ鳥や龍、動物などの氷彫刻は、まるでいまにも動きそうなほどの大迫力。
雪像とはまた異なる魅力を持ち、こちらも旭川の寒さと澄んだ空気が氷像を更に引き立てます。
出典：旭川冬まつり
平和通買物公園は、冬まつりの会場からホテルエリアの動線になるエリア。
夜10:00pm 頃まではライトアップされており、昼とはまた違った神秘的な氷像を楽しむこともできるので、近くに宿泊される方はぜひ冬まつりの帰りがてら、夜の氷像を見に立ち寄っていただくことをおススメします！
冬の旭川を楽しみたいなら、旭川冬まつり期間がおススメ！
旭川冬まつり期間の楽しみ方、いかがでしたでしょうか。
最後に、とっておきの情報としてご紹介したいのが、観光客の方はもちろん地元民も毎年楽しみにしているイベントの1つがミュージシャンのステージや人気芸能人を招いてのトークショー。
過去には真冬なのに裸芸が人気の小島よしおさん、そして地元旭川出身のとにかく明るい安村さんなどが来場。
2018年2月にはブルゾンちえみさん。
出典：ブルゾンちえみオフィシャルブログ What’s up?セレブリティーズ
そして、2019年2月には今も大人気のANZEN漫才さんが来場するなど、その時最も旬な芸人さんが来場することも、旭川冬まつりの人気の１つ。
2020年の旭川冬まつりでは、モノマネ芸人のりんごちゃんも登場しました！
出典：マイナビニュース
2021年・2022年の旭川冬まつりは残念ながらオンライン開催となってしまいましたが、それでもオンラインなりの楽しみ方もあります！
2021年は、市民の命を守るために、日夜問わずに業務に取り組む医療従事者や多くの方々に感謝とエールを込めて、各家庭や会社などで制作された雪だるまやアイスキャンドル等の画像・メッセージを募集し発信する「みんなの冬2021」が開催されました。
そして2022年も昨年に引きつづき、オンライン開催として「みんなの冬2022」を開催。
旭川の中心部・買物公園通りに、リアルイベントを想い起こさせる雪像や光のオブジェが登場したほか、花火も打ち上げられました！
例年のような豪華な雪像は楽しむことはできませんでしたが、いつかまた北海道だけでなく世界中のあらゆるところに思う存分出かけられる日を待ちましょう！
新型コロナウイルスが落ち着いた際にはぜひ北海道観光に訪れ、2月の旭川冬まつりに足を運んでみてくださいね！
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