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富良野エリアまで来たら、かなやま湖へ!
北海道の観光地の中でも人気スポットの1つ、富良野。
ラベンダー畑はもちろん、ドラマ『北の国から』のロケ地、など、全国的に有名な観光スポットも多いので、北海道旅行で富良野旅行を計画する方もとても多いのではないでしょうか?
旭川~美瑛~富良野と観光を楽しんだ皆さんに、ぜひもう一歩足を延ばして訪れていただきたいのが、富良野から車で1時間ほどの距離に位置する南富良野町にある『かなやま湖』です。
かなやま湖は、2020年公開、菅田将暉さん小松菜奈さん主演の映画「糸」のロケ地として使われるなど今注目を集めている湖。
青い空と原生林、そしてラベンダー畑に囲まれた場所で、紫色に染まるラベンダー畑に続く山々の緑、そして空や湖の青とが組み合わさった色鮮やかなコントラストが一望でき、他の観光スポットとはまた一味違った優美さを体感できるスポットです。
そんな絵画のような景色に溶け込みながら、季節によって様々なアクティビティを楽しめるのがかなやま湖の特徴。
湖の周辺には空知川が流れており、夏にはカヌーやラフティング、冬には氷上でワカサギ釣りや犬ゾリを体験することも出来るんです!
富良野かなやま湖でのおすすめアクティビティ
夏・秋の遊びその1:「カナディアン・カヌー」
夏から秋にかけてのかなやま湖での遊びでまずおススメしたいのはカヌーです。
実はかなやま湖一帯はカヌーが盛んなスポットで、多くの大会や練習会が行われているほど。
カヌーにはいくつか種類がありますが、1番のおすすめはカナディアン・カヌーです。
やや激しく流れる川下りをするラフティングとは異なり、カナディアン・カヌーは老若男女で楽しみやすいアクティビティの1つ。
穏やかな美しい湖面を自分のペースでゆっくり漕ぎ、時にはカヌーを止め、かなやま湖の自然の中に身を置いて、風や波の音を感じたり、草花の香りに触れながら心身リラックス。
360度に広がる大自然の景色を楽しみましょう。
また、しっかりと景色を目に焼き付けながらも、カヌーの上での写真撮影もお忘れなく。

日中のカヌーもおススメですが、早朝のカヌーではまた一味違った景色を楽しむことができます。
日の出前に湖畔を出発し、薄い朝霧に包まれた湖の中を進んでいくと、だんだんと霧が晴れ、湖の真ん中で日の出の瞬間に立ち会うことができます。
朝の柔らかな光が差し込まれ、きらめく水面の中に徐々に浮かび上がる景色は、映画や小説のワンシーンのよう。
日中の光景と同じものとは思えないほど、ロマンチックで幻想的です。
宿泊出来る方はぜひ日中と早朝の二度、カヌーを楽しむのも良いでしょう。
Basho tripでご紹介するカナディアン・カヌーのアクティビティでは、ライフジャケットやパドルなど、カヌーに必要なアイテムは全て無料でついてくるので、初めての方にも安心してお試しいただけます。
またカナディアン・カヌーは安定感があり、湖に落ちる心配はほぼありませんが、念のため濡れても良い服でご参加くださいね。
夏・秋の遊びその2: 湖畔でキャンプを楽しもう!
かなやま湖ではぜひ最低一泊以上することをおススメします!
夏の湖畔ではキャンプが大人気。周辺には宿泊施設もあり、その中の1つ、湖畔のログホテル「ラーチ」は、北海道産カラマツを使用した丸太づくりのホテル・コテージです。
木の温もりと香りを感じながら、非日常の生活を楽しむことができます。
夜は外へ出て満点の星空を楽しむもよし、室内でリラックスするもよし。
「ラーチ」では、トイレ、炊事場、浴室などの施設も全室しっかり完備されているほか、近隣の日帰り入浴施設も無料で利用することができます。
敷地内にはレストランもあるので、自炊が苦手な方も安心。宿泊した方からの満足度の高さも評判です。
かなやま湖周辺で楽しめる夏のアクティビティは、カナディアン・カヌー以外にも、ラフティングや釣り、テニス、ゴルフなど様々!
家族や友人と大自然のキャンプを楽しみながら、日替わりで複数のアクティビティを体験するのがおすすめです。

冬の遊びその1: 「富良野ワカサギ釣り」
夏の色彩豊かな風景とは一変して、冬のかなやま湖周辺は一面、白い雪に覆われた銀世界。
さすがは北海道といった世界に様変わりします。
真っ白に染まった木々が晴天の景色の中でくっきりと浮き上がり、木々の緑が山に溶け込む夏の景色とは全く異なる魅力があります。
また、雄大な景色の中に身を置きながら、混じりけのない、澄んだ冷たい空気を思い切り鼻から吸い込むと、寒さを通り越して身体中がスッキリと浄化されるような、新しい感覚を楽しむことが出来ます。
冬のかなやま湖で一番のおススメはワカサギ釣り。特に1・2月がおススメです。
かなやま湖では湖面が完全に凍るので、氷上でワカサギ釣りを楽しむことが出来ます。
実はワカサギ釣りは季節を問わず楽しめるのですが、冬に楽しむのが北海道ならでは。
釣ったワカサギをその場で調理してもらえるのも、水質のキレイなかなやま湖のワカサギ釣りのポイント!
寒空の下で食べる、ホクホク揚げたてのワカサギはまた格別です。
「釣りそのものをしたことがない…」という方もご安心ください。
ワカサギ釣りで使う釣り竿は、一般的な釣り竿とは違って軽くて小さく、作りもシンプル。
そのため、女性でもお子様でも簡単に楽しむことが出来ます。
そんな、富良野で人気の冬のアクティビティであるワカサギ釣りですが、なんといっても凍った湖に穴をあけ、氷の中にいるワカサギを釣るという面白体験ができるのが醍醐味!
Basho tripでご紹介するワカサギ釣りプランでは、氷に穴をあけるのは少し大変という方には穴が空いた状態から参加できるプランもありますし、もちろん穴空けから体験できるプランもご紹介しています。
経験豊富なガイドが丁寧にサポートしますので、初心者の皆さんにも楽しんでいただけます!
ワカサギ釣りを半日楽しむツアーはこちら▼

半日といわず1日かけて楽しみたい!という方に人気なのはこちら▼
また、昼間だけではなく夜のワカサギ釣りもおススメ!
白い息の中、時には満天の星空を眺めながら、北海道ならではの冬のワカサギ釣りを体験してみませんか?
ロマンチックな夜を過ごせばきっと一生忘れられない思い出ができるはず。
ナイトワカサギ釣りツアーも、冬の富良野の人気アクティビティの一つとなっています。
ワカサギ釣りは手ぶらで参加が出来ますが、防寒対策はしっかりと事前に行いましょう。
氷の上で行うので足元から冷えやすいため、おススメはスキーウェア。
また、手袋に帽子、防寒靴やブーツもお忘れなく。
用意の無い方は、有料レンタルもあるのでご安心ください。
寒さを気にせずに、思い切りワカサギ釣りを楽しめるように万全の体制で臨みましょう!
かなやま湖でアクティビティを楽しんだ後は、南富良野観光へ
かなやま湖のある南富良野町は、富良野市から約40km、車で1時間ほどの近さに位置する観光の町。
人口は2,600人程ながらも、年間25万人もの人が観光に訪れる人気スポットなんです。
アクティビティを満喫した後は、南富良野の町も散策してみましょう。
南富良野町のおすすめスポット その1:『鉄道員:ぽっぽや』のロケ地
近年一番の人気スポットと言えば、幾寅駅。浅田次郎原作で映画化された高倉健主演の『鉄道員(ぽっぽや)』のロケ地として一躍有名になりました。
幾寅駅は、映画の中では「幌舞駅」と設定されています。
幾寅駅では映画の名場面がビデオで流れており、駅周辺には、「だるま食堂」などロケで使用されたセットが今でも残されたまま。
衣装や小道具も飾られているので、今でも映画ファンが年中通して訪れているそう。
映画を観ていない方でも、どこか懐かしさと温かみを持った昭和のノスタルジックな雰囲気を味わえること間違いなしのスポットです。
南富良野町のおすすめスポット その2:道の駅南ふらの
そして、旅の締めくくりには、『道の駅南ふらの』で一休み。
道の駅南ふらのは、日本で道の駅制度が出来た1993年に認定された、歴史の長い道の駅の1つ。
カヌーが有名な南富良野町らしく、建物はカヌーの穂先をイメージしたユニークな形をしています。
出典:北の道の駅
実はこちらの南富良野町、町の公式ホームページにも記載されているのですが、南富良野町を流れる空知川に生息する1m級の幻の魚『イトウ』の生息地としても有名です。
そんな『イトウ』、幻ではあるんですが、この道の駅でも見ていただくことができてしまうんです。
どんな見た目かは実際に訪れてみていただきたいので載せませんが、大きな水槽の中で悠々と泳いでいる姿をご覧いただけるはずです。
広々とした売店では、有名な富良野メロンゼリーをはじめとしたお土産品、農作物や木彫品など、様々な北海道産のお土産品が並んでおり、ゆっくりとお土産品を選ぶことができますよ。
せっかく富良野観光をするなら、かなやま湖・南富良野にも行ってみよう!
人気と言えど、まだまだ穴場スポットのかなやま湖・南富良野。
富良野から約1時間、旭川から2時間弱、新千歳空港からも約2時間と好アクセスで、他の観光地とも組み合わせやすいのもポイント。
新しい自然の魅力を体験しに、ぜひ一度足を運んでみてくださいね!
北海道でアクティビティ体験するならBasho Trip